May the force be with Me.

刑法中間テスト

3つの中から1つ選んで解答してくださいとのこと。

1.不真正不作為犯について
2.正当防衛と緊急避難の異同について
3.具体的事実の錯誤における方法の錯誤について

どれでもよかったんですが、一番重点的にやってた3番を選びました。

具体的符号説か法定的符号説かで故意を認めるかどうかの考え方が
変わってきます。

例えば、甲を狙って発砲したところ外れて乙に命中して乙が死亡した場合。

具体的符号説だと、
行為者の認識内容と発生した結果とは具体的に符合しない→
甲については殺人罪(未遂)、乙については過失致死罪となり、
これらの観念的競合(重いほうの罪で処罰)とする

法定的符号説だと、
甲も乙も同じ「人」であり行為者の「人」を殺そうという認識と
「人」が死亡したという結果とは符合する→
甲については殺人罪(未遂)、乙については殺人罪(既遂)となり、
これらの観念的競合とする

妥当なのは法定的符号説でしょうか。判例も法定的符号説よりのようです。

具体的符号説をとった場合不都合が生じるのは、上記の例で人ではなく物、
例えば自動車の場合。甲の自動車を損壊しようと石を投げたら
外れて隣に停まっていた乙の自動車に命中した場合ですね。

この場合具体的符号説だと、甲の自動車については器物損壊罪(未遂)
乙の自動車については過失の器物損壊罪、となりますが
器物損壊罪は未遂や過失のときは罰則がない。つまり無罪となります。
この結論はちょっとどーなの、てところですね。
よって法定的符号説の方が妥当、と。


・・・刑法はあと1回くらい小テストがありそう。まぁそれはいいんだけど。

中間テストのない憲法、かなり放置しててやばいです。
期末になってあわててやっても間に合わないだろうし…
あらかじめ自分でやるしかないですな~~
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by roguelawyer | 2005-06-19 17:53 | ロースクール
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